いったりきたり日記

最近移動も多く、ものわすれもひどいのであったこと感じたことを忘れないようになるべくまめに書きたいと思いますが、そううまくは続かないと思います。

富山県で起業型の地域起こし協力隊募集&1/15にビッグサイトで直接説明

(写真はおそらく入居することになる町営住宅からの上市町の眺め)
 
 
昨年は早めに仕事納めさせていただいたので、
今年はもう張り切って色々はじめました。
 
4月に着任した富山県上市町
半年強、根を詰めて色々な方とお話しして、
戦略を練る中でこれから必要なことがいくつか見えてきました。
次のステップが非常に楽しみです。
 
そんな上市町で来年度から、地域起こし協力隊として
一緒に活動してくれる人を探しています。
 
1人目●農業支援
 
加賀藩の頃から農業が盛んで、水どころであることから
味は絶品!な上市町の農産品。お米とか里芋とかしょうがとか
色々あります。牧場もあります。
今はJAを通じての流通がほとんどですが、
生産者の方と深く関わりながら流通の開拓や産品のブランド化に
取り組みたい方を探しています。町では地元給食での使用なども
やっていきたいのですがハブになれる人が足りません。
 
2人目●商品開発・マーケティング
 
上市町ではすでに農作物を使用した産品や、
グリーンツーリズム的な観光商品もあるのですが
観光と産業をどうつなげるか、どのようにしたら
もっと販路を拡げられるか、試行錯誤しながら改善していくことが必要です。
町内でもすでに取り組んでいる人はたくさんいるのですが、  
より自由な立場で動ける人がいたら、商機はもっとあるのではないか
と思います。
 
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正式な詳しい要項などは今町でもつくっていますが、
ざっくりは上記のような感じです。
 
「地域起こし協力隊」というと
「使い捨て、地域に溶け込めない」みたいな
失敗事例にフォーカスした批判記事もあったりもします。
たしかに、色んな自治体の募集要項をみても
「これ、とりあえず予算ついたから募集してるだけなのかな?」
みたいなもったいないものも多い。
 
本来の主旨を踏まえ、きちんと地域、行政と協力隊員が
連携できれば地域で仕事をつくれるいいチャンスになると
思うんですよね。
 
具体的に上市町での募集を考えてみても以下のメリットが
考えられます。
 
・1年〜3年、じっくり仕事づくりに取り組める
・ベースで17万円程度の収入+自分で仕事をつくるのは自由
・住居は町営住宅とかに入れてほぼ無料
・行政と強力に連携できるので、様々なビジネスチャンスがある。
・他の地域の協力隊の成功ノウハウを学びながら実践できる
 
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ということで、来年度から一緒に動いてくださる人、ぜひお待ちしています。
 
1月15日には東京ビッグサイトでイベントがあります。
 
地域起こし協力隊募集のための結構大きいイベントみたいなので
物見遊山できてみてもいきなり「おいでよ!」的な
圧力かかったりはしないと思います。
 
上市町でもブースを出すので、そこで直接話がきけますよ。
私も午後は大阪に行くのですが午前中まではいると思うので
お待ちしています!

徳島県上勝町:量り売りスーパーの進化

徳島県といえば「葉っぱビジネス」の上勝町ですね。

人口1600人くらいで、高齢者比率が50%を超える山間の町。

里山の葉っぱや花を収穫し、料理の“つま”として出荷する「葉っぱビジネス」で
年収1000万を超えるおばあちゃんがたくさん出現、ということで
話題になり、国内外からひっきりなしに視察や見学を目的とした
訪問者が訪れているんだそうです。

www.nikkeibp.co.jp

 

もちろん「葉っぱビジネス」にも興味はあったのですが、
町を訪問したのは年末も年末の12月28日。
なかなか見学は難しいだろう、ということで、
もう1つ訪問したかった「上勝百貨店」に。
パスタもシャンプーも量り売りするスーパーなんだそうです。

自分はそこまで徹底したエコロジストにはなりきれないんですが、
いろいろな商品がなんか立派すぎる容器に入っているのは無駄な気がしていて。
また、容器のデザインも、どうしてもスーパーやコンビニの店頭で目立つ、
ということを考慮しなくてはならない、
法律で定められた表記をいれなくてはならない、
などなど制約が多いので、結局ごちゃごちゃと主張が強いものになりがちになり
使う人、使う場所のことを徹底したものになりにくいんだよな、
というもどかしさを感じていました。

できるものから量り売りで売る、というのができるんだったら
それにこしたことはないのだと思うのですよね。

そんなことを感じていたので、
以前読んだこちらのgreenzの記事が心に残っていました。

greenz.jp

で、当日の朝。松山からのロングドライブだったので、
道中調べながらいけばいいや、と毎度の適当さで
googleで調べてみたら「閉店」の文字が!!!

もしかして、つぶれちゃったのかも、と思ってもうちょっと調べてみたら、
「上勝百貨店」は、量り売りコーナーも備えた
「マイクロブリュワリー」に発展していたらしいっす。

めちゃくちゃかっこいい建物。

 

 

町内の空き家など、使われなくなった資材を極力つかってつくられています。

この引き戸も空き家のものを活用したらしい。

 

引き戸をあけると、気持ちいい自然光が差し込む

量り売りスーパー&食事がとれるお店部分。

地元の番茶やさつま芋を使ったチップ、豆などが量り売りで売られています。

 

印象的だったのが、この採光部分。この窓もすべて町の中から集めてきたそうです。

 

洗剤も量り売り。でもこれ、地元の人買うのかなあ。

 

「量り売り」ではないんだけど、輸入物のハンドメイド石鹸なんかも置いています。
ポートランドにありそうな感じ。

 

お店部分を出て裏庭に行くと、そこはバーベキューもできる見晴らしのいい
スペースになっています。うーん、気持ちいい。

 

で、その隣がマイクロブリュワリーの部分。
300KLのタンクが3基。

もちろん出来立てのビールを店内で飲むこともできるし、

買って帰ることもできます。

クルマ運転だったので店内では飲めなかったけど、

ホワイトを買って帰りました。
地元でとれた柚子の皮をつかっているそうで、
爽やかな味と香りでした。

 

ちょうどランチタイムだったので、
チョップして甘く煮た地元の豚肉をつかったハンバーガーをいただきました。
これもオリジナリティがあっておいしい。

 

食後はハンドドリップのコーヒーも。
「持ち帰りにできますか?」と聞いたら、持ち帰り用のカップがない、とのこと。
コンセプト的にはあたりまえか。
ちゃんとコーヒーボトルを持参してきていてよかった。

 

お土産には地元のおいもでつくったチップスを買いました。
ほとんど味つけはしてないと思うんだけど、びっくりするくらい
甘くてさくさくでうまかった。

 

ビニールに入れて帰ろうとすると100円もするんですよね。

ですので当然持ち帰り用の袋をもってこよう、という気になる、と。

 

このマイクロブリュワリーは2015年の6月にオープン。
年間10000人ペースで人が来ているとのこと。
僕らが行った日もネットで知ったという外国人旅行者が来ていました。
他にも、徳島の市内から来た奥様集団とかもドライブがてら来ていて、
徳島の地元の人からも「おしゃれなドライブ先」として
結構定着しているのかも、という感じ。

お店でコーヒーを淹れてくれた方が、
先代の「上勝百貨店」の運営もしていて、このブリュワリーづくりにも
中心的な役割を果たした方だったので、色々話を聞いてみると、

・「上勝百貨店」では、しょうゆや塩など、もっと日常的なものも
 量り売りで売っていた
・だけど、1600人という上勝町の人口では買い支えられなかった
・だから、マイクロブリュワリーをつくり、町の外からも人がこられるように
 して、情報発信の拠点ともしていきたいと思ったんだよね

とのことでした。
たしかに、そうですよね。
量り売りの商品を町の人が日常的に買いにくるか、というと
ラインナップ的にも価格的にも(結構割高なので)難しい気がします。
いかにコンセプトがすばらしいか、ということもそうなんだけど
「その商品を軌道にのるまで買い支えられる人がいるか」
というのがめちゃくちゃ重要で、そこに無理があったのかな、という気がしました。

だけど、そこでマイクロブリュワリーのアイデアを着想して、
こんな素敵な場所をつくるまでやり続けたのは本当にすごいな、と。
おいしい食事とおいしいお酒、という原始的なものですが、
それだけに最強のキラーコンテンツ
きっちり上勝町に人を呼び込んでいます。

実はこのマイクロブリュワリーの運営会社は徳島市内にある
清掃や廃棄物処理とかを請け負う会社で、
こちらの店長もそこの社員なのだそうです。

上勝町は廃棄物をゼロにする「ゼロ・ウェイスト宣言」の町と
しても有名で、その仕事のからみで社員が上勝町
通うようになり、そこから「上勝百貨店」のオープン、
そしてマイクロブリュワリーへの発展へのつながったのこと。

これだけのことを粘り強くやるのは個人ではなかなか難しいでしょうね。
基幹となるビジネスがあって町に通う理由があり、
町の人とも仲良くなれる基礎があった。
「提供者側が成功するまでやり続けられる」
というところも成功のポイントだと思いました。

このブリュワリーは東京の東麻布にもお店をオープンしています。

www.fashionsnap.com

マイクロブリュワリーのビジネス自体も
今の生産規模だと採算ラインぎりぎりで、
やはり大消費地の東京でもっと売れていくと、
地元のこのブリュワリーの経営も楽になりそう、という感じみたいです。
なかなか難しいところも多い、ということも感じられましたが、
それだけに仲間と色々チャレンジして、強い知見がたまっているのだなあ、
とうらやましくなりました。

この後は徳島の山の中なのに移住者がどんどん増えている
神山町に行ってみました。こちらも今度まとめておきたいです。

 

ブリュワリーのサイトはこちら

www.kamikatz.jp

 

 

 

 

2016年 kindle本 末広がりベスト8

今年は出張が多かったこともあり、
kindleブックに助けられました。
ストレスが多くても本を開けばとにかく静かな世界に戻れるもんね。

みんなが振り返りしているので紅白をみながら僕も振り返ってみました。

で、振り返ってみたらkindleだけで360冊購入。こわい。
まあマンガもたくさんあるんですけど。

小説もビジネス書もごちゃごちゃですが、
末広がりで自分的ベスト8を記してみます。

 

まず小説。 

邂逅(かいこう)の森

邂逅(かいこう)の森

 

明治期の秋田「マタギ」の次男坊を主人公にして
日本海側の日本の近代化をも交えて描いた一作。
自然の描写、近世をひきずった人間関係の描写がとても精密で、
なんか太平洋側とはぜんぜん違う世界がひろがっていたのだなあ、
となんか深く納得してしまいました。

 

羊と鋼の森 (文春e-book)

羊と鋼の森 (文春e-book)

 

若手調律師の感性がみずみずしくて、
静かに前向きな気分にさせてくれた一冊。
小川洋子さんの本が好きな人ならたぶん好きですね。
あ、今年の本屋大賞もとってるんですね。今知りました。たしかに。

 

次いでビジネス書系 

ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ

ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ

 

自己分析系の本はたくさんあるし、
タイトルは鼻もちならなかったりするのだけど、
この本では今の仕事/業務での成果を向上させることをまず第一として、
その上でキャリアを考える、という考え方に非常に共感できました。
そのやり方も具体的。
各章ごとに出てくる、自分のキャリアを考えるための
質問もいちいち具体的で、つらくてもこの質問に
きちんと向き合ってみようと思えました。

 

フランス人歴史学者が英国のEU離脱を解説した新書。
かと思ったら、その分析はなぜドイツがあれだけ大量の
難民を受け入れているのか、フランスの社会がテロを経て
どのように分断されてしまったか、等々、
タイトルよりも相当幅広い範囲を解説してくれている
超お得な一冊。分析の手法として、各国の家族の在り方の違いを
考えることから始めるところとか、しびれます。
産業革命の時代から英国が社会の構造変化の最先端を行っている
ことがとってもよくわかり、またこれからもそうなのだ、ということを
納得してしまいました。

 

未来に先回りする思考法
 

今年は未来予測系の本を自分で書く、というので
だいぶん色々な未来予測系の本を読みましたが、
こちらの本が一番わかりやすくて実務的だなあ、と思いました。
コンパクトにまとまっているし。
この手の本は、アメリカの本の翻訳も出ていますが、
大概エピソードが延々と長くて飽きるんですよね。

 

電通とFIFA?サッカーに群がる男たち? (光文社新書)

電通とFIFA?サッカーに群がる男たち? (光文社新書)

 

私はちょうど電通が上場した年に入社したのだけど、
飲み会のたびに先輩から
「上場して昔の電通の良さがなくなっちゃったんだよなあ」という話を
聞かされて。
この本を読んで、昔の電通はとにかく個人営業、
そして会社としては大いなる放任体質であって、
それが新しいビジネスを生んできたことを思い知りました。
あ、でも話の中心は電通ではないな。
スポーツに限らずなんでも先に仕組みをつくっちゃって
それで儲けていくヨーロッパの人たちの賢さが際立つ、というかそういう話です。
時代としては大体ロサンゼルスオリンピックの頃から話が
始まっているので、スポーツビジネスの歴史を読むような楽しさがあります。

 

 

最後にエッセイ。

町山さんのアメリカンエッセイが大好きですべて読んでいて、
これはその2015年版。
トランプ大統領決定を受け、その1年前のこのエッセイを読んでみると、
このなりゆきも決して驚きではないのだな、ということを
思い知らせてくれます。アメリカ人、ほんと豪快で面白い。

 

村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版

 

読者と村上春樹さんの問答集。
とにかくたくさん村上さん節が読みまくれます。
今リンクたどって知ったんだけど単行本8冊分もあるらしい。
何度も何度も同じ話が出てくるところはご愛敬。
なにかと騒がしい世の中に、村上さんのように
静かに真摯に自分のやるべきことをやり続けている人が
いることを確認できる精神安定剤のような一冊でした。
長いからまだ読み終わってないけどそれがまたうれしい。

 

 

kindle以外に買った本は今手元にないので、これも改めて見直してみたいな。
今振り返ったら内容を忘れてしまった本も結構あって悲しかった。
来年こそ読んだらちゃんとメモをつくりたいです。

ビジネスパーソン向けa-con紹介記事

NPOのコミュニケーション課題を解決するa-con。
ずっと取り組んでいるのですが、
最近ほんとにいいメンバーが集まって仕組みづくりが進み、
NPOに対して本質的な成果を出せるようになって来ています。
参加しているメンバーが「ボランティア」とかではなく
「キャリアづくりに役にたった」とコメントしてくれているのも
うれしい。
社会貢献、ということもさることながら、
なにより自分のスキルアップにつながるっていうところが
ポイントなんですよね。

最近のa-conの取材記事がでました。
ぜひご覧ください。

fledge.jp

で、興味持ってくださったら
12/11は大学生と社会人がプロボノテーマでつながる
クリスマスイベントがありますし、

12/17は
興味がある方向けの説明会をやります。

来年、なんかやりたいなー、と思っている方、
ぜひどうぞ。企業・個人に説明に伺う、
とかでもぜんぜんやれますよ。ほんと面白いから
ちゃんと広げていきたいんです。

http://a-conweb.net

日経BPテクノロジーロードマップ

日経BP社が数年に1回刊行している
「テクノロジーロードマップ」という
未来予測図鑑的なものがあるのですが
そのマーケティング編のカスタマーエクスペリエンスの部分を
書かせていただきました。

2016年12月26日発行
価格は、「さんじゅうまんえん」だそうですっ。
年末年始の読書の1冊にぜひ、、、
って、買えるか!!!

会社の経営企画系とか事業開発系の部署とかでは
毎回買って置いているところも多いみたいです。
執筆依頼を受けてからうちの会社でも探してみたのですが、
ああ、たしかにあった。
色んな分野の未来予測的なものでは一番力が入ってる本みたいなので
もし棚に置いてあるのをご覧になった方がいたらぜひご連絡ください。

今回執筆にあたって20年くらい前の未来予測系の本とか色々読んでみました。

未来予測って結構難しい感じがするけど、テクノロジに関していうと
意外とちゃんと当たるんですよね。あと人口の増減とかそういうのも
だいたい当たってる。

だけどその中でどんなプレイヤーがどんな風にテクノロジ活用するか、というのは
あんまりわからないし、だから面白いんだろうな、というのが感想です。

未来予測=うさんくさい、みたいなイメージを持っている人が多いと思いますが、
どのあたりは割と予測できて、どの辺がぜんぜんわかんない、という
勘所を押さえるだけでも意味はあるのかなあ、と思います。

今年は、10年くらい先の未来を想像して新しい事業を考える、
というプロジェクトを色んな業界の方とやることができ、発見に満ちた濃い1年でした。
来年もいいプロジェクトができればいいなあ、と
思いますので、何かご一緒できそうな方、ぜひお声がけください。

www.nikkeibpm.co.jp

12/18、有楽町で富山県への移住イベント!

このイベントの力入ってるポイントは

富山から色んな会社の社員や人事の人がわざわざ来て
くれて、リアルな話を聞かせてくれる「しごとカフェ」って
のがあるところです。

色々リアルに考えたい人には
またとないチャンスになってますし、
別に富山に興味なくても、東京から離れてくらすって
条件的にはどんな感じになるんだろう、
ってことがイメージできるのではないかなー、と思います。
なんとなく移住のためのイベントって
自治体の方がふわっとした話をする、という
ことが多いですからね。
いずれにせよ、具体的なことに
越したことはない、と。

ウェブは

toyama-jobsoudan.com

*「仕事カフェ」は少人数制なので予約必要です
*他のコーナーは当日ぶらり、でも大丈夫です

東京から富山に転職した人のインタビューも
今後色んなメディアにのっけていきます。
1人目は元デザイナーで今は富山で製菓会社にいる方。

jimococo.mag2.com

来てくれた人には、、もれなく富山の名産品を
プレゼント!!みたいなことはないのですが、、
(だって、それよりもちゃんと話せる人を連れてきたほうが
いいよね?」

うーん、なんか加形がしろえびせんべいとか買っておきます!

 

茨城県北芸術祭もよかったが景色も最高

茨城県北芸術祭に行ってきました。

https://kenpoku-art.jp/

いやー、北茨城、遠いっすね!

日立市、近辺の自治体に芸術作品が点在していますが、

東京からクルマで常磐道を延々北上し、

軽く3時間はかかります。隣町はもう福島県

遠い!遠いだけに、県外からの集客に苦戦している、との噂も聞きましたが、

はるばる行った甲斐があるいい1日が過ごせる催しだなあ。と実感しました。

 

まず向かったのは御岩神社。

茨城県でもっとも由緒ある神社、とのこと。

 

駐車場を降りてのんびりと歩いてむかいます↓

 

水戸徳川家が篤く保護してきた神域↓

 

紅葉も見ごろでした↓

 

境内をしばらく進むと芸術祭の作品の表示が。

 

数十メートルはあろうかという杉の木立に設置された森山茜さんの作品。

神社そのものも素晴らしいですが、作品があることで自然の美しさをより楽しめた気がします。

 

次はご存知、チームラボの作品を観に北茨城市の五浦美術館へ。

太平洋を望む立地。もう景色だけでおなか一杯のすばらしさ。

 

チームラボの作品も良かったです。

都心だと狭いスペースの展示を大行列でみる、みたいなことになりがちですが、

スペースを広々と使える分、チームラボの実現力がさく裂してる感じ。

ネタばらしするのもあれなので詳細はぜひ現地で。

 

 

夕方までに東京に戻らなくてはならなかったので、

日立駅でレンタカーを返して、電車で東京に戻りました。

新しい車両の特急は非常に快適で、東京まで2時間弱。

 

日立駅構内にある美しいカフェも絶対立ち寄りたい感じです↓

 

今回は出張帰りにちょっと寄っただけなので移動も含めて

全部で4-5時間しか滞在できず、訪問できたのはたったの2か所だけでした。

ほんとは30か所くらいにアート作品が点在しています。

残念。

アート作品ももちろんですが、秋の北茨城、

すっきりとした太平洋岸と紅葉が素晴らしかった。

茨城とは比べられがちな千葉っ子の私は茨城に塩を送るのはためらわれるのですが、、

関東随一の眺めといってもいいのでは!

ぜひ1泊2日くらいで行ってじっくり回りたいなあ、と思いました。

今年はもうすぐ終わりみたいですが、またやってくれないかな。