いったりきたり日記

最近移動も多く、ものわすれもひどいのであったこと感じたことを忘れないようになるべくまめに書きたいと思いますが、そううまくは続かないと思います。

子連れ旅でも15分で出発できる!便利グッズ<子どもグッズ(日用品)編>

 過去記事

takkaga.hatenablog.com

子どもが必要な日用品系についても行く前に不安だった部分を中心にまとめてみました。今回のルートではアメリカの沿岸部、西ヨーロッパしか行ってません。どこもガチ先進地域です。

takkaga.hatenablog.com

 

「暮らす」という意味では各国をさらりと回っただけなので情報量は足りていなくてまとめる価値もないかなあ、とも思ったんですが、子どもの日用品が簡単に手に入るかどうかって意外と事前にはわかんなかったりしました。もちろん行く前に各国で駐在している日本人の人のブログとか読んだりしたんですが、日用品=あってあたり前のことなんで意外とだれも書いていない。荷物は最小限にしたいので、行った先で手に入る消耗品はなるべく現地調達したい気はやまやまですが、大人の日用品と違って子どものものは無いとアウトなので結構荷造りに苦労しましたし、行ってはじめてわかったことも多かったです。もともと各国のスーパーやら雑貨屋やらホームセンターやらを見て回るのが大好きなんで、各国、都市・郊外・田舎をなるべくまわるようにして、超主観ですがまとめてみました。結果からいうと、むしろ「心配して損したわ」っていうほうが多かったです。

 
<頑張って持って行ったのに「どこにでもあるじゃん!」ってなったもの>
 
おむつ&おしりふきは心配しなくていい
 
まあ、これはどこでも売ってるとは想像してましたが、なんとなく、めっちゃ枚数が多いでっかい袋しか売ってなさそう!って思ってました。だって、アメリカのスーパーとかってなんでもめちゃでかくないですか?はじめてアメリカ行ったとき、牛乳が4リットルパック、アイスも1リットルパックが当たり前、というところに一番ビビったのを思い出してました。せっかく苦労して荷物を減らしたのにおむつだけ100枚持ち歩く、とかばかみたいなのでどうしよう、かと。布おむつとかにして洗いながら旅行しよっか!エコだし!みたいことも夫婦で話してましたが、毎日布おむつを洗ってホテルの部屋に干すって結構鬱だよね、、ということで、これはあきらめました。
 まあ、ほんとに大容量のしか売ってなかったら、各地で会う予定の子持ちの人たちにあげながら旅しよう、ということで、日本からは30枚くらい持参でスタートしました。結果、まったく心配なかった。おむつ、超売ってます。まあ、子供はどこにでもいるので当たり前っちゃ当たり前だけど、とにかく「でかい袋しかない」というのが心配だったんですよ。人口1万人くらいの地方の町の、コンビニの半分くらいしか面積がない雑貨屋さんレベルでも、20枚パックくらいのおむつとおしりふきは売ってました。ちょっとずつ買い足しながら旅行すれば荷物は最小限で済みます。
 
ただ、2点だけ注意点。
 
高速のサービスエリアとか空港とかのおむつはめっちゃ割高なことが多い。
 
もともと各国のおむつ単価は日本の「マツキヨ」的なところよりも高い印象です。
特に、「そこでしか買えない」系の場所、たとえば空港とか高速のサービスエリアとかの値段はやばい。スペイン・イギリスのサービスエリアではその国の相場の2倍半くらいでおむつが売っていました。「おむつの減り加減なんてわかってるんだから、事前にスーパーで買っとけよ」というのはわかってるんですよ。ただ、日本みたいに町中に年中無休24時間のコンビニがそこらじゅうにあるわけじゃなくて、スーパーも休日・夜間はきっちり閉まっていたりします。僕らが旅行したのはちょうどイースターの時期だったりしたので、スペインの地方都市なんかは町中のスーパーが3連休、みたいな状況で、airbnbで泊まらせてもらった方におむつを恵んでもらったりしました。各国の休日・祝日などはきっちり調べつつ、みんな実際どれくらい休むのか、というのは地元の人に聞いておいたほうがいいなあ、と思いました。
 
おむつのクオリティは値段相応
 
日本でもよく売っているブランドの単価は日本のドラッグストアよりやや高いです。やや大きめのスーパーにいくと各国ローカルなブランドのおむつも売っていたりして試したりもしたんですが、スペインで「おお!安い!」と思って買ったおむつは、開封してみると腰のところにギャザーが入っておらず。昨日はルーブル美術館のおされなカフェで息子が子育て史上最高(最悪)の大漏洩事故を起こしました。トイレでいろいろ片づけるのに30分かかった、といえば赤ん坊持ちのみなさまには事故の大きさをご理解いただけるかと思います。まあ、おむつの全周にギャザーが入っていて、しかも締め付けすぎないようにふわふわしてる、とか、グローバルブランドのおむつ進化しすぎだろ、とも思いますが、やっぱり値段に比例するんですね。
 
離乳食・ミルクはむしろ日本より進んでる
 
離乳食は上記のおむつが売っているくらいのお店ならどこでも売っていました。日本だと離乳食は瓶に入ったものが主流ですよね。あれ、めっちゃ重い。アメリカ・西ヨーロッパの離乳食はパウチに入っているものが多くて持ち運びもめっちゃ便利です。
 
(ロンドンのスーパー)

 
お皿に出してスプーンで食べさせてもいいですし、なんならそのまま口にくわえさせて吸わせてもいいです。空港とかでこれ食べさせてるファミリーをたくさんみましたが、加熱している人はいませんでしたね。常温です。
 味は、まあ、めちゃくちゃ濃くて甘いものが多いですね。うちの赤ん坊は僕に似て食いしん坊なのでなんでも食べまくってますが、ずっと食べてたらジャンク舌になるんだろうなあ、という気がします。
 今回は子連れだったこともあって各国のお母さんたちとお話する機会も多かったんですが、離乳食とかはだいぶん大雑把にやってる感じがしました。6か月のお孫さん持ちのおばあちゃんが「うちの子はチョコレートが大好きで」みたいなこと言ってたり。日本の子育て業界では離乳食&アレルギーチェックの順番および調理法に様々な宗派があってなかなかえげつない宗教戦争が行われていると聞きますが、どこまで神経質になるべきなのか悩んでしまいます。チョコ食べさせたりしたらヤフー知恵袋とかでめっちゃ叩かれるんだろうな。。パックの離乳食ばっかり食べさせてると馬鹿舌になりそうですが、今回行った国ではオーガニックの野菜がどこでも気軽に手に入るので、つぶして離乳食にするのも苦労しませんでした(ここらへんの調理法については嫁さんまかせだったのでよくわかりません。いつかまとめるといってました)。我が家の7か月児は各国の離乳食をもりもり食べ、いまはおしゃぶりの代わりにフランスパンをかじっています。今日はイタリアンに行ったので、バジルとオリーブオイルがたっぷり入ったフォッカチオをもりもり食べてました。なんとなくこれでいいんじゃないかと思ってます。
 
 ミルク事情も日本より便利でした。我が家はほぼ完全母乳なのであまりミルクの需要はないのですが、ヨーロッパは液体ミルクがどこにでも売っています。
 
(ロンドンのスーパー)

 
熱湯を用意する必要なし。パックをそのまま飲ませられます。日本でも許可するかどうか厚労省で検討が行われているみたいですね。アメリカでは液体ミルクみつけられなかったけど許可されていないのかな。粉ミルクは小容量のパックがどこでも売ってました。
 
その他、子供用はみがき粉、赤ちゃん用ソープなどなどは一般的なスーパーで大丈夫でした。
 
手に入りづらかったもの・見つけられなかったもので重宝したもの
 
洗えるスタイ
 
かわいい布のスタイはたくさん売っていましたが、日本の100円ショップで売っている、ビニール製の洗えるスタイはほとんどみませんでした。
 
折りたたみはさみ
 

 

3歳児が外食するとき肉を細かく切ったりする用として。日本にいるときは小さなキッチンバサミを持っているのですが、軽量化のためにこういうのを持っていきました。なにかと非常に便利。

 
刃渡り6センチ以内におさまるので、たいがいの国で飛行機の機内持ち込みもOKです。
 
鼻水吸うあれ

 うちの子たちは代々の遺伝で鼻の骨の形が悪いらしくて、すぐ鼻炎になり、そこから熱が出るパターンが多いです。(僕もそう)。ということで、鼻水をとるグッズが欠かせないのですが、こういうアイデア商品はあんまりみかけなかったです。

 
 子供グッズはほんとに子供によって千差万別できりがないので以上です。
 今回あまり検証できなかったのが医療関係。途中、3歳児の湿疹がひどくなり、日本の皮膚科で処方された薬が効かなくなりました。ロンドンの薬局に行きましたが、がんばって症状を伝えたらクリーム状の薬を売ってくれて症状が改善しました。もっと深刻な病気になったときに病院の対応がどうなのか、保険の適用など実際はどうなのか、幸いにしてあまり検証する機会がなさそうですが、大事なことなのでもっと総合的に調べておきたいです。