遊びごころある正統派朝食"Outerlands",Sanfrancisco
サンフランシスコ滞在4日目。朝食はいつも部屋で食べているのですが、
今日は在住の森さん夫妻おすすめのダイニング「Outerlands」 へ。
中心部からUberで20分くらい。
大きな公園と高級住宅街を抜けて海に近い住宅街の中にある、
なんてことない一角にありました。
予約がもういっぱいだったので、日曜日の朝10:00にブランチを目指して行きましたが、
お店はすでに1時間待ち。
じゃあ海に散歩にでも行って時間をつぶそうかね、と思ったら、
フレンドリーな店員さんが「外のテーブルでよければ空いたのでどうぞ」と。
家族連れだったので気を使ってくれたのかな。
ちなみに店内はこんな感じ。
頼んだのはこれ。
dutch pancake baked in cast iron pan(14USD)
直径20センチくらいでしょうか。
ダッチオーブンでふんわりと縁を盛り上げた
パンケーキ。見た目から楽しいです。
パンケーキといえばホイップクリームたっぷりのあれも
大好きですが、こちらのはちょっと塩味を感じるおかずパンケーキ。
レッドオニオンのピクルスもきれいで、これはこれで一食として大満足です。
eggs-in-jail(12USD)
なんだろなー、と思いながら注文したら、
甘酸っぱくマリネされたニンジンと、カリカリベーコン。小粒のワイルドブルーベリーがたっぷり乗った分厚いトーストでした。
サンドイッチとかハンバーガーは手でわしづかみで食べるのが好きなんですが、
この厚さはさすがに、、むり。
「じぇいる?牢獄は?」と思いながらナイフをいれたら、、
トーストの下に穴があけてあって、ポーチドエッグが隠れてたんですね。
で、これをつけながら食べる、と。うん、うまい。
このパン、そのまんまトーストするだけでも絶品なもちもちパンなのに、
こんなんされたらうまいに決まってる。
で、最後は
+つけあわせの potatoes(7USD)*じゃが好きの娘用。
娘はとりあえずじゃがを食べさせておけば文句をいわないので、
まずはこれを注文、と思って注文したんですが、
これも絶品。
皮ごとざく切りにしたポテトにサワークリームがのって出てくるんですが、
ゆでたじゃがいもをベーコンと一緒に焼いてるんですかね。
皮が、パリパリパリパリしてとまらない。
ということで大満足でした。
すべての食材は、当たり前のように近隣の生産者から仕入れたオーガニックでローカルなもの。
さらに、素材の味をうまく活かした引き算の調理、
というところまでは世界的なトレンドに忠実なお店でしたが、
それに加えてパンの下から出てくる卵!やピクルスや干しぶどうの使い方の遊び心がとても楽しいです。
しかもそれがきっちりおいしさにはねかえってきているところが人気の秘密かなあ、と思いました。
コーヒーを飲んで、チップも入れて50USD。
贅沢な朝食。でも、サンフランシスコにしてはリーズナブル、といえるのだと思います(慣れないけど)。
日本にもそのうち上陸するのかな。でもそのまま真似する、というよりも、
この、おいしさを引き立たせる遊び心こそ大切にしたいなあ、と思いました。
●データ
Outerlands
4001 Judah St, Outer Sunset, San Francisco, CA, アメリカ合衆国