いったりきたり日記

最近移動も多く、ものわすれもひどいのであったこと感じたことを忘れないようになるべくまめに書きたいと思いますが、そううまくは続かないと思います。

備忘/私が知らなかったサイゼリヤ10の秘密

サイゼリヤの社員の方とサイゼリヤで会食する機会があり「うん、ワインとか生ハムとかお値段にみあわずおいしいのは存じ上げてますし、言うてもこどもとほぼ毎週行ってるし、ほとんどのメニュー食べたことあるし」と内心思いながら入店したのですが、すごすぎました。4時間ノンストップでめくるめくサイゼリヤオペラを楽しんで帰らせていただきました。いつかサイゼリヤにご一緒することがある方がいたら1時間くらいサイゼリヤについて語ってしまいそうな気がする。

 

備忘/私が知らなかったサイゼリヤ10の秘密

 

1.都心でワイン通の人も多いと思われる場所には「スペシャル店」があり、そこは通常の店舗にはないスペシャルワインリストがある(浜町のサイゼリヤ本部があるお店や恵比寿、銀座など)

 

2.さわやかにんじんサラダ → オリーブオイルを「だいじょうぶ?」ってくらいドバドバかけると白ワインとの相性がはんぱない。*社員の方いわくオリーブオイルはノンカロリーなので大丈夫です、とのこと(ちょいぽちゃな方でした)

 

3.青豆の温サラダ → いや、グリーンピースわざわざ頼まないやん、、と思ってたけど、プチプチ感の
幸せ喚起力すごい。少し料金追加して「追いチーズ」すると幸せ感が3倍になる

 

4.ムール貝のガーリック焼き → 通常のムール貝よりもおっきくて原価も高い貝を使ってる

 

5.イカ墨スパゲッティ → はじめて食べたけど生臭さ皆無!うまーい!

 

6.ドリンクバーのサーバーのボタンに「炭酸水」があるけど、これはドリンクバー頼まなくても
 無料でいただいていいらしい。
 創業者の正垣会長の「だって、イタリアではお水はガス抜きガスあり選べるでしょ」という思いやりから。
 ただ、このことを知らないアルバイトの店員さんもときどきいるらしい。

 

7.エスカルゴ×(と、ピタパン風にそのスープをしみこませた)プチフォッカの組み合わせで中盤ワイン3杯いける

8.ラム肉はどうしても串焼きのほうを頼んでしまいがちだが、「ラムと野菜のグリル」のラムのジューシーさは、串焼きとはまた別物。ただ、串焼きのあの例のマジックパウダーみたいなやつはついてないから悩ましい

 

9.モッツアレラは、扱い量と品質のこだわりがすごく、同業者的には
 ちょっとこの値段でこれ出されたらもうお手上げ、なくらい突き抜けているクオリティらしい
 (実際すばらしかった。レタスがおいしいからついついレタス系のサラダ頼んじゃってたんですよね)

10.例の「まちがいさがし」はやっぱり9個目からはえぐい難易度らしい。
 でもそんななかで「11個目」の間違いを配布直前に社員の方がみつけてしまったことがあったらしく、全数回収になったらしい(それくらいあれには気合いれてる?)

全体的に、とんでもない良心にもとづき、イタリアの食生活のすばらしさを
日本にお伝えしたい!(いまやアジア各国に伝わってるけど)という思いを改めて感じ、
ああ、日本にサイゼリヤがあってほんとによかった、と思いました。また週末にいきます。
思ったよりめちゃくちゃ長くなってしまいました。。だが写真がひとつもないです。

三浦でスイカ買いたい!というお問い合わせをいただきました。

いやー、ありがとうございます。こっちまでうれしくなります。
ほんとおいしいんですよね、三浦のスイカ

たぶん他にもおいしいところたくさんあると思うんですが
いっつもおいしくて私がよくいくところいくつかです。

ポイントは
「農家の方のいろんな作業の都合や天気などなどあるので
 コンビニみたいにいつもやってるわけじゃない」
「でも最近SNSなどで告知してくれているので前日か当日チェック」
「いくことがわかってれば取り置きはしてくれることが多い」
です。

●スズカク農園
倉庫で直売をやってます。3代目のスイカへのこだわりが、、すごすぎる!
素人にはぜんぜんわからないけどポンポンたたいて音をききわけてるみたい。
で、選んでもらったスイカを食べると、たしかに、びっくりのおいしさ!

やってる日は

Facebook

で告知あり

三浦市初声町高円坊853

 

●石井農園

イカ以外もつくってるんですが、すべて手練!
ひとあじ違う!
夏はメイン道路沿いで直売所をやられているので買いやすいです。

Facebook

直売所アクセス

thesakube.com

 

自動販売

で、ここの2軒がやってなかったら、、
帰りの三浦縦貫道の入り口近くに野菜やスイカ自動販売機があります!
ここで買えることもおおい!

三浦市初声町高円坊256

 

あー、スイカ食べたくなってきた。

中身、タグ一覧

記事の中身、タグのリストです。

(まだリンクとか貼ってないところもあります) 

仕事全般について 電通について 内閣府地方創生人材派遣・富山県上市町について / NPO支援について / 相撲・ビーチ相撲について / セミナー・講演関連 / 寄稿関連 / GoodExperienceDesignみつけた / 本や映画などのコンテンツ感想 /うまいもんみっけ旅2017

三浦のいちご狩り

三浦でいちご狩りやってるところ、
いくつかいったのでメモです。

大竹農園
おおたけ、じゃなくて「だいたけ」って読みます。
我が家は近いこともあってここがいちばんお気に入り。
いろんな品種のいちごが楽しめます。
また、隣には大根畑や玉ねぎ畑もあって、
ついでに大根抜きも楽しめちゃったりします。
大根は抜きやすいので、ちょっと目を離すと
こどもが5,6本抜いちゃってて途方にくれることがあるので注意!

goo.gl

 

川名農園
ここも安定しておいしいです。

goo.gl

嘉山農園
https://goo.gl/maps/FwGoXsbfBzU6SzvR8
ここはまだ行ったことがないので今後チェック

 

goo.gl

 

●最後に、これ大事。

どこもその日とっていい分のいちごが終わると終了、
みたいなことが多いので、ハイシーズンはお昼過ぎには
終わっちゃっていて無駄足になっちゃうことが多くありました。
行く前には前日に電話して様子を聞いておくことが
大事です。インターネット信じ過ぎちゃだめです。

 

秋葉原 DMM.make 見学

ちょっと別件ついでに秋葉原にあるDMM.makeの見学会に。
前から行ってみたかったんですよね。
たまたまこの日はツアー参加者が私1人だったので30分くらいだったのですが、
割と密に話がきけました。

3Dプリンタはもちろん、旋盤や縫製室、塗装室、
 各種検査機器まであって日本国内では圧倒的なファシリティ。
 fablabとかそういうのとは桁が違う。
・大企業からスタートアップまで300社以上のネットワーク
・スタッフ&入居者のコミュニティが密で
 ハードウェアのプロトタイピングとかは
 ここで頼むと結構ベスト価格でやってくれそう。
・コミュニティマネジャーの上村さんという社員の方も顔がひろそうで、
 いろいろつないでくれそう。

電通デジタルの谷澤さんが主宰している
Wonderful Prototypingとかはここでセミナーもやってるそうです。

ここからは撮った写真↓

 

入り口

 

消耗品はここですぐ買える

 

工具類。基本みんな手ぶらできてる感じ。(入居メンバーの写真撮影は禁止だったので写真にひとは写ってませんが、夜だったので作業スペースには5人くらいに人がいて作業をしてました)

 

入居者は安全使用のための講習が義務付けられています(無料で定期開催)

 

この真空管アンプは初心者向け講習でつくったもの

 

たしか防音の検査機器

 

梱包して振動を与える検査機器。

 

縫製室

 

会員プラン

 

いろんなコミュニティ活動

 

ビジネス周りの勉強会も充実

 

スタッフ出勤予定表。それぞれ得意分野があるのでこれをみていろいろやりかたをきくことができるそう。

 

提携企業。量産化の相談も。

 

一般では手に入りにくい素材サンプルなどのライブラリも充実

 

別のフロアにあるコワーキングスペース。会議室の貸出もある。

 

去年くらいでしたっけ?話題になった光って踊る靴のメーカもここの入居企業だそう。

 

法人プランなら複数カードの使いまわしも可

 

コワーキングスペース+ものづくりスペース使用料で
月30000円/人くらいですね。
ものづくりの仕事が多かったらずっとここにいて働くのがいいなあ。
秋葉原の駅から近くて便利だし。
とにかくわくわくしてものづくり側にどんどん仕事広げていきたいなあ、と思いました。

夜遅めにいったので入居者と話す機会はあまりなかったのですが、
入居している方々と話せる交流会もあるそうです。

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【第28回】DMM.make AKIBA AKIBAでつながる交流会
開催日程:2019/06/13 (木)  19:30 - 22:00
開催場所:DMM.make AKIBA12F

akibameetup28.peatix.com


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こちらも行ってみたいと思いました。

東京砂漠でパラスポーツ観戦はオアシスだった件

家族で車いすバスケの日本選手権を見に行ってきました。
奥さんが仕事であとから合流だったので
今日は5才児、2才児+ベビーカーに私、でまず出陣。2人はパラスポーツ初観戦。
我が家から飛田給の会場まではなんやかんやで1時間半くらいかかるし、
大規模イベントは急に混んだりするのでちょっと不安だなー、とも
思ってましたが、天気もよかったのでまあのんびりいこうかな、ということで行ってみました。
 
味の素スタジアムがある京王線の「飛田給」駅からこどもの足で徒歩10分くらい。

 
味の素スタジアムの横に新しい屋内施設があります。
 
会場に入るのにチケットはいりません。無料です。結構でっかい会場だけに
「いいのかなー?」という気がしますが、
スポンサーのサントリーのペットボトルを配ってくれたり、三菱電機の方が応援用のポンポンをくれたりします。みた感じ「スタッフ」感がなくて、たぶん社員の方がでてきてくれて自ら手配り。手作り感あふれる感じです。

 
今日土曜日は全国大会の準決勝。明日が決勝。この週末ががおそらく国内の車いすバスケットボールでは一番盛り上がる日ですね。
僕らは準決勝第1試合の宮城MAXと名古屋のワールドバスケットクラブの試合を観戦しました。

 
15:00の試合スタートの30分くらい前には会場につきましたが、
アリーナ席はほぼ埋まっていました。盛り上がってるなー。

でも絶対座れない、というほどではなく、1番前の席をみつけてなんとか着席。

ありがたいなー、と思ったのは、まあ当然ながら場内がかなり綿密にユニバーサル対応していていろんなところにベビーカーで行けるところ。
最近はパラスポーツに限らずどのイベントもそのへんは考慮されていますが、
「あれ?途中まではエレベーターあったのに途中で行き止まりなの?じゃあそもそも最初からエレベーターでつれてくんなよ!」みたいなのが結構あります。
他にも「ああああ、ここはベビーカー畳んで、抱えて、2人がどっかいかないように
口酸っぱくして注意しながらおりゃおりゃーって進んでいかなくちゃならないのう」という場面もあって、精神も体力も削られることを覚悟していくのですが、
この日はさすが、というか、観戦の方も車いすの方が多いだけあって、導線もゆったりつくられているし、なにより「まあ、パラスポーツの大会なんだから大丈夫だろ」という安心感があります。基本みんなやさしいし。あとから関係者にきいたらこの日は特に親子連れが多かったみたいです。
 
ということで、試合開始。
基本的なルールはいわゆる通常のバスケットボールと一緒。
4クオーターで休憩時間も入れると全部でおよそ1時間15分ー20分だったかな。
バスケットボールはとにかくボールがネットにスポンってはいれば点が入るんだよ!
ということで子供も理解しやすかったようで、飽きずに楽しめました。
(ああ、ブログ書くと決めてたらちゃんと写真取るんだった)

車いすの選手たちがちょっと引くくらいの速さで走りまくってがつんがつんぶつかりあうのでこれは当然熱い。僕はバスケットボールはド素人なのですが、他にもいいなあ、と思うことがありました。

まず1つ目はその戦略性。

車いすバスケットボールの選手には各々障害レベルの重い者の順から1.0-4.5の持ち点が定められており、試合中コート上の5人の持ち点の合計が14.0を超えてはなりません。

車いすバスケットボールのルール | JWBF

https://www.jwbf.gr.jp/rule/

とのこと。障害が重い選手は動きに制限があるのでポイントゲッター的に動くのではなく、相手のポイントゲッターを止める動きを主にしたり、途中の選手交代で一気に相手の戦略の裏をかいたり。また、車いすバスケの場合、車いすが相手の動きを止める「壁」の役割も果たすので健常者同士の1on1と違って「すり抜け」が非常にやりにくいです。さらに、(それでもちょっと信じられないくらい素早いのですが)方向展開もしにくい。ゆえに、何手も先を読んだポジションニングをとれることが重要なんだなー、とわかりました。障害の重い選手がこのポジショニングの妙で大活躍してる。今日はそこまで細かくみられませんでしたが、タフながら非常に繊細であろう車いすを選手の特性や戦略にあわせて細かく調整するコート外のメカニックマン的な人の存在も重要なんだろうな、と思えます。どのチームもかつかつの選手数でやっているであろうなか、これらを総合して戦略を考える深さはいわゆる健常者のバスケットボールを上回ることもあるんじゃないかと素人ながら感じました。監督ってどんな人がやってるんだろう。めっちゃ頭がいい人なんだろうな。これ、「ウイイレ」みたいなゲームになったらはまる人続出しそう。

 

2つ目は応援の雰囲気。歴史があるメジャースポーツ、たとえばプロ野球Jリーグなんかはちゃんとした応援団ができていて、ものすごい大人数で、ある意味「様式美」と化した応援をします。車いすバスケも日本選手権の準決勝レベルまで来るチームには大企業のスポンサーがついていて、その社員の方も大勢で応援にきていたりするので大きな声援が送られます。でも、そこまで厳しい応援の「お約束」みたいなのはなくて、ある意味ゆるいし、その分みんな試合をきちんとみて試合の中味をみて、ナイスプレーで歓声があがったり、ため息をついたりするアットホームな一体感がとってもいいな、と思いました。
↓もらったポンポンで応援するのが楽しかったみたい。

去年平昌のパラリンピックに行って、地元韓国と日本のアイスホッケーの試合もみたのですが、そこの会場もとってもアットホームでした。日韓戦ですよ!サッカーなら血走りますよね?「おおおニッポン!ニッポン!」的な歌だったりウェーブだったりで忙しいし。でもパラリンピックでは自分の国のチームを応援しつつも、ちゃんとそれぞれのいいプレーには「すごいねーー」と隣の人と微笑み合いながら拍手する、という雰囲気があった。日本のパラリンピックはどうなるんだろうなあ。あんまり仕切りすぎないでこのアットホームさを残してほしいなあ、と思います。
 
3つ目は試合以外のお楽しみ。
いろんな体験ブースがあって、優しいお兄さんお姉さんが遊んでくれる!

はじめて車いすに乗った5才児。どう思ったんだろうなあ。

シュートは1回目も決まらなかったけど並び直して4周くらいしてたので楽しかったと思われます。

ここの体験会場には(ちょっとお名前は聞けずじまいだったのだけど)パラリンピックの銅メダリストの元選手もきてくださっていて、子供たちにメダルさわらせてくれたりもしました。これもいい思い出になったはず。
 
ということで車いすバスケ、パラスポーツ観戦初心者の方にもとってもおすすめです。
 
ああ、でもせっかくだから1つ。
まったくなんの縁もなく会場にきても選手やチームと自然につながりがつくれる仕組みとかがあればいいなあ。
今日の僕の場合は、うちの会社に4月から車いすバスケの第一人者の藤井郁美選手が正社員として入社!というビッグニュース

dentsudigital.co.jp

があって、当然藤井選手のいる宮城MAXを応援!ということに。面識はなかったですし、車いすバスケの知識もなかったのですがが、みんなでとりあえずは藤井選手に注目して応援してるうちに自然に選手や競技の魅力にとりつかれまして。
でもそういうつながりがなかったりする人もいるわけで。そんな人でも「まあとりあえずこの人に注目してみよう」みたいなことを一旦決めるとそこが入り口になったりするんじゃないかな、と。
そういえば僕はこどもの頃西武ライオンズが大好きで、毎日2時間、ラジオで「ライオンズナイター」を聞きながら寝る、という生活を送ってたんですが、なんでライオンズ好きになったのかなあ、と思いだしてみると、きっかけはたまたま買ってもらった「プロ野球チップス」のおまけのトレーディングカードだったんですよね。ほんとに偶然ライオンズの選手のカードが続けて出てきたのをこどもだから大事に持ってるうちにライオンズファンになったなあ、というのを思い出しました。
ということで、入場者には1枚か2枚ずつ、かっちょいいトレーディングカードを配る、とかだめですかね。その選手の得意技とかも書いてあって。「神速ターン」とか「千手観音ディフェンス」とか。もちろん今風にカードには公式サイトに行って選出のストーリーが詳しくわかるQRコードかなんか刷ってあって、LINEIDとか登録しとくとその選手が次に出る試合とか、練習見学できる日を案内してくれる、みたいな。CRM発想ですね。こんな感じで↓情報配信なども積極的にはじまるようなので

basketballking.jp

最高のコンタクトポイントである会場で、チームや選手とのいい出会いがあるといいな。僕もまたぜひ観に行きたいし、藤井選手以外にもどんな選手がいるのかきっかけがほしいなあ、と思った妄想でした。
 
とにかく、とっても楽しい小半日を過ごしました。
とかく東京でちっちゃい子連れで休日を過ごそうとなると、どこも激混み。電車移動では小柄なうちの娘が立ってると車体が揺れる度にどこかにふっとんでしまうのではないかとひやひやするので、せめて娘だけでも座らせてあげたいなあ、と思っても優先席はスマホに夢中なみなさまに専有されていてなかなか東京砂漠だなあ、と感じます。でも、今日の会場はみんながそっと譲り合うオトナでフレンドリーな雰囲気につつまれていてなんだかほっとしました。東京砂漠の中のオアシスや。 試合のすごさ、この場所にたどりつくまでの選手のストーリーを知るにつけ、自分も勇気をもらいました。がんばらないと。
 
またぜひ車いすバスケにいってみたいし、他のパラスポーツの大会もいってみたいなあと思います。

地方創生の大ベテランイタリアに学ぶ

めちゃなが連休ですね。イタリアに来ています。いまはローマですが、今回は南イタリアの田舎のほう、シチリアとかが中心です。

 

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私自身は割とその日暮らし傾向が強くて、締め切りとかも超追い込まれないとだめなほうなのですが、優秀な妻が半年以上前に航空券を手配しており、イタリア往復のチケットが1人10万円以下でした。今調べたら30万はするそうです。もうそりゃ頭が上がらないですね。神か。

イタリアがここ数年気になって調べていたのですが、イタリアの歴史を超々ざっくりいうと、天下を2回とってるわけですね。一度は文句なくローマ帝国の時代。2回目は政治的軍事的にはまあどうかというところですが文化的にはルネサンス時代。いずれも地中海が世界経済の中心になっていたからこその頂点なわけですが、でもその後は世界の中心が大西洋側に移ってしまい鳴かず飛ばず、というところなのかと思います。ローマ時代に天下とって、ちゃんとキリスト教もとりこんで法王庁もあったからこそのイノベーションのジレンマを2000年間地でいっているというか。

第二次世界大戦ヒトラーにそそのかされて参戦し、一瞬3度めの天下取りの夢をみたものの、うまくいかず、大戦後はヨーロッパのお荷物に、、、ということなのかと。

もちろん文化的な蓄積があり存在感はすごいわけですが、経済的には破綻または破綻寸前をいったりきたりしていて、地方経済でいうと日本が地方創生とか言い出す数十年前から

「もうとりあえず中央政府に頼らず自分たちで地方創生するしかない状態」に陥っていたわけで、日本とは年季が違う感じです。たぶん必死過ぎて地方創生とかいってないし。

という状況の中で地域地域のライフスタイル重視の文化がいやおうなく根付いていて、いくつかは功を奏しているのかな、とこの本を読んで思いました。

 

スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)

スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)

 

 

富山にオープンしたお宿なのですが、街全体でファシリティを確保する分散型の宿泊施設はアルベルゴディフューゾといってイタリアが発祥です。 

今回はここらへんをお勉強してきたいと思います。

ちゃ、ちゃお(恥)。